本記事を読むと
フィリピン留学に興味あるけど…
・授業の感想、体験談を知りたい…
こんな疑問を解決します。
この記事を読むと、私の実体験に基づく以下のことについて知ることができます。
- 文法授業の教科書
- 文法授業の内容・進み方
- 文法授業の感想 (1週間)
実際に留学した生徒が書いた情報は珍しいと思うので、最後まで読んでみてください。
正直な感想!!
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私のレベル感
授業内容・感想の前に、私のレベル感をお伝えします。
(TOEICしか、指標になるのスコアを持っていないので)
- TOEIC 885点
- Reading・Listeningそれぞれ400点超え
- ReadingよりListeningが、少しスコアが高い
一概に「この授業は簡単だった」と言っても、“TOEIC500点以下” と ”860点超え” が言うのでは、違いがあると思うのであらかじめお伝えしました。
決して英語力が高いわけではないですが、全くの初心者ではないので ”やや中級者より” としての感想になっています。
文法授業の教科書
(レビュー評価や値段、シリーズの確認ができますが、買わないように注意してください)
- 教科書名
→Grammar in Use Intermediate Third Edition
(初級 → 中級 → 上級の順に難易度が上がる)
- 教科書の構成
→全部で142Unit
CAMBRIDGEのホームページに
目次とサンプルページはありませんでした。
(実際に使用したのは、学校配布用の表紙画像なしの白黒版です)
先生の印象・特徴
先生によって印象・特徴が違うので、簡単にお伝えします。
- 女性
- 20代前半
- おとなしい雰囲気
- 雑談は少なく、授業を淡々と進める
- 発音は聞き取りやすい
文法授業の内容・進み方
授業前と授業中の2つに分かれます。
宿題
基本的には、以下のような宿題が毎日ありました。
宿題を忘れても大丈夫ですが、授業がスムーズに進みません。
- 前回の授業で習ったUnitの設問を解く(授業内で終わらなかった分)
休み時間や夜に、15分ほどで終わらせてました。
授業内
基本的には、以下のような流れで進みます。
- 各Unitに出てくる文法の説明を受ける
- 設問を解く&解答チェック
英語の説明で、かえって理解できない場面もありました。
文法授業の感想 (1週間)
※マンツーマン授業を1週間受けた感想です。
1週間でライティングへ変更した
完璧かと言われると全くそんなことはないですが、基礎的な文法知識はあるので、ライティング授業へ変更しました。
しかし、ライティング授業の感想に書いてある通り、想像していた内容と少し違ったのでスピーキングへ授業変更した方がよかったです。
また以下でそれぞれ理由を挙げていますが、個人的に文法授業は ”中途半端な位置付け” な気がしました。
というのも
”初心者には難しく、中級者には理解を深める再確認の場”
と感じたからです。
説明で使われる文法用語は覚えてくるべき
特に準備をせずフィリピン留学へ行きましたが、準備すればよかったことの一つに、”文法用語を覚えておく” があります。
- 主語:Subject
- 目的語:Object
- 補語:Complement
- 形容詞:Adjective
- 副詞:Adverb
- 名詞:Noun
くらいは覚えていましたが
以下のような用語を覚えていなかったので、たまに説明をすぐに理解できない時がありました。
- 現在自制:Present simple
- 過去時制:Past simple
- 現在進行形:Present continuous
- 現在完了形:Present perfect
- 過去完了形:Past perfect
(もっとありますが、一部だけ)
覚えるまではいかなくても、ノートにまとめて手元に置いておけば、先生の説明に対する理解度は違ったと思います。
初心者は日本語の文法書で学ぶべき
初心者が英語で英文法を学ぶのは難しすぎます。
私の周りにも初心者の方がいましたが、とても苦労していました。
知らない内容をわからない言葉でいくら説明されても、先生・教科書の説明が理解できないのでノートも取れない状況になり、最終的には、何を勉強しているかわからなくなります。
多くの学校では基本的に先生は日本語を話せないので、わからない生徒に対して何かしてあげたくても、何もしてあげられない可能性が高いです。
一部の学校では、日本語の教材を使用したり日本人先生がいる学校もあるので、初心者はそういった学校を選ぶ方がいいと思います
(文法の基礎がわからない場合の話)
結局、持ってきた日本の文法書で自習する
授業についていけない場合は、日本から持ってきた日本語の文法書で長時間の自習をすることになります。(しない人もいる)
自習自体を否定する気は全くないですが、高い費用を払ってフィリピン留学に来ているのに、日本で1人で学べる内容を友人と楽しめる時間を削ってやるのはもったいないし、留学前に思い描いていた理想ではないはずです。
確認程度にさらっと日本の参考書を見るのは、よくあることだと思います。
私は参考書を持って行かなかったので、ネットで検索して確認していました。
また、文法を振り返りたいけど本は買いたくないという方は
わかりやすい例えで説明されているこの本などをKindle Unlimitedで読むと、費用を抑えて英文法を復習することができます。
初心者にフィリピン留学がおすすめされているが
“初心者はフィリピン留学へ行こう”、”初心者こそフィリピン留学がおすすめ”
などを聞いたことあると思いますが、安易な言葉を真に受けないようにしましょう。
さすがに、文法の基礎が理解できないと厳しいです。
そこで、初心者におすすめの理由としてよく挙げられているポイントに対して、実際に留学して感じたことを書いてみました。
(やっつけ感のある感想です)
- マンツーマン授業が多い
→マンツーマンの方が生徒のレベルに合わせて
授業をしてくれるが、基礎文法がわからないと
マンツーマンでの説明も理解できない。 - フィリピン人先生も第2言語として英語を習得した
→優秀な先生の説明でも、さすがに基礎文法が
わからないと理解はできない。 - スパルタでみっちり学べる
→初心者こそ、スパルタは避けるべき。
授業で学んだ内容を復習する時間が必要。
個人的には、”初心者から中級者に近づいている段階” くらいで、フィリピン留学するのがちょうどよい気がします。(たぶん)
中級者は、理解を深める場として活用できる
“フィリピン留学の文法授業が全く意味がない” と言いたいわけではなく、中級者であれば既に学んだ内容の理解を深める場として活用できます。
よくわからないけど、とりあえずルールだから暗記していた文法の ”もやもや” が英語で学び直すことによって解消される可能性があります。
しかし、先生に何も伝えずに授業を始めてしまうと教科書の最初のページから進むので、be動詞や三単現から学ぶことになります。
そこから学び直すのは時間がもったいないので、自分が苦手としている文法を先生に伝えて、そのUnitを時間をかけて重点的に学ぶことをおすすめします。
(授業の進め方は柔軟に対応してくれます)
また、日本語の文法書は文字ばかりで理解しにくいという方は、ビジュアルで可視化されている文法書を使用するのも効果があると思います。
例えば、英文法を図式化・イメージ化して頭に入りやすく説明しているこの本は、Kindle Unlimitedの対象本なのでわざわざ分厚い文法書を買わずに済みます。