本記事を読むと
フィリピン留学に興味あるけど…
・授業の感想、体験談を知りたい…
こんな疑問を解決します。
この記事を読むと、私の実体験に基づく以下のことについて知ることができます。
- マンツーマン スピーキング授業の教科書
- マンツーマン スピーキング授業の内容・進み方
- マンツーマン スピーキング授業の感想 (1ヶ月)
実際に留学した生徒が書いた情報は珍しいと思うので、最後まで読んでみてください。
正直な感想!!
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私のレベル感
授業内容・感想の前に、私のレベル感をお伝えします。
(TOEICしか、指標になるのスコアを持っていないので)
- TOEIC 885点
- Reading・Listeningそれぞれ400点超え
- ReadingよりListeningが、少しスコアが高い
一概に「この授業は簡単だった」と言っても、“TOEIC500点以下” と ”860点超え” が言うのでは、違いがあると思うのであらかじめお伝えしました。
決して英語力が高いわけではないですが、全くの初心者ではないので ”やや中級者より” としての感想になっています。
マンツーマン スピーキング授業の教科書
マンツーマン スピーキング授業を3コマ受けていましたが
同じ教科書を2つの授業で使用していたため、2冊のみ紹介します。
教科書①
アマゾンなどで検索してもヒットしませんでした。
- 教科書名
→Express Yourself 1
(1 → 2の順に難易度が上がる)
- 教科書の構成
→全部で25Unit
下記サイトでサンプルページが見れました。
(実際に使用したのは、学校配布用の表紙画像なしの白黒版です)
教科書②
アマゾンなどで検索してもヒットしませんでした。
- 教科書名
→Speak your mind 1
(1 → 2の順に難易度が上がる)
- 教科書の構成
→全部で20Unit
下記サイトでサンプルページが見れました。
(実際に使用したのは、学校配布用の表紙画像なしの白黒版です)
先生の印象・特徴
先生によって印象・特徴が違うので、簡単にお伝えします。
グループ スピーキング授業を3コマ受けたので、3人の先生を紹介します。
先生①
- 女性
- 20代前半
- 初見だと少し暗い雰囲気
- 健康志向
- 発音は聞き取りやすい
先生②
- 女性
- 40代?くらい
- お母さんみたいな雰囲気
- 毎回ポジティブな言葉をかけてくれる
- 発音はかなり聞き取りにくい(フィリピン訛り?が強い)
先生③
- 女性
- 20代前半
- おっとりしている雰囲気
- 英文を驚くほど速く直してくれる
- 発音はとても聞き取りやすい
マンツーマン スピーキング授業の内容・進み方
授業前と授業中の2つに分かれます。
宿題
マンツーマンのスピーキング授業を3コマ受けていましたが、基本的にどの授業も以下のような宿題が毎日ありました。
宿題を忘れても大丈夫ですが、授業がスムーズに進みません。
- 教科書のトピックに対して、自分の意見を考える
休み時間や夜に、15分ほどで終わらせてました。
授業内
基本的には、以下のような流れで進みます。
- 教科書のトピックに対して、話し合う
- 英文に間違いがあれば直してくれる (直さずにそのまま進む時もある)
- たまに教科書とは違うトピックでも話し合う
話す割合は自分が8割、先生が2割くらいでした。
マンツーマン スピーキング授業の感想 (1ヶ月)
※マンツーマン授業を1ヶ月受けた感想です。
教科書はいい感じだと思う
他の授業に比べて、スピーキング授業の教科書はいい感じだったと思います。
“とても良かった” とは言いませんが、”使いづらい”、”意味わからない” などは感じなかったです。
教科書のレベルにもよりますが、たくさん載っている簡単なトピックに対してどんどん話していくスタイルなので、様々な話題を楽むことができました。
周りを気にせず、どんどん話せる一番楽しい授業
私は発音が得意ではないので、自分が話しているところを多くの人に聞かれるのは少し恥ずかしいですが、
マンツーマンスピーキング授業は周りを一切気にしなくていいので、リラックスしてどんどん話したり、思いっきり間違えたりできました。
先生によって雰囲気は異なるものの、生徒が話しやすい環境を作ってくれていて、意見がすぐに言えず少し考えていると
「大丈夫、時間はたっぷりあるから!」と言ってくれて、終始リラックスして授業を受けることができました。
また、グループ授業と違って他の生徒に合わせる必要がないので、たまに教科書から離れて自分の話したいトピックで授業をした時もありました。
例えば、おすすめのユーチューブチャンネル、今までで旅行に行った場所などを紹介しながらスピーキングの練習をしたりもしました。
多少間違えても、そのまま進んでしまう
先生は生徒が何を言いたいかを汲み取ることができるので、生徒の英文に多少の間違いがあっても話を遮らずにそのまま授業を進めてくれます。
その場合、教科書の進みは速くなりはしますが、文法の間違いに気が付かないまま進んでいくことになるのでスピーキング力は伸びないと思います。
そのため、一番最初の授業で先生に自己紹介をする際に
「間違っていたら正しい英文に直してほしい」
と伝えることをおすすめします。個人的には、おすすめというよりも必須に近いです。
間違えた部分は必ず復習
先生が正しい英文を教えてくれた際に、その時は理解して暗記したつもりでも数日後には忘れて、また同じ間違いをする可能性があります。
そのためスピーキング授業でもノートを使用して、自分が間違えた英文と先生が直した正しい英文の両方を書き留めて復習して定着させる必要があります。
スピーキング授業にも予習は必要
教科書にさらっと目を通すことに加えて、自分なりの目標を設定してから授業を受けると効果が高くなると感じました。
例えば、「比較級が苦手だから今日は意識して使う」と考えた場合は
“予習 → 授業でたくさん比較級を使う → 間違える → 直してもらう → ノートに残す”
のような、サイクルを回していくと授業の効果は何倍にもアップするはずです。
めちゃくちゃいい先生がいた
単語授業からスピーキング授業に変更した際に、めちゃくちゃいい先生に担当してもらうことができました。
(“先生の印象・特徴” で紹介している先生③のこと)
私はスピーキングが得意ではないので、頻繁に文法を間違えていましたが、その際にすぐに正しい英文を教えてくれました。
そのすごさは言葉だと伝わりにくいですが、文法的に正しい会話が3回くらい続いて、4回目で1部分だけ間違っていても体感3秒もしないうちに直してくれます。
3秒は言い過ぎかもしれないですが驚くほど速く、さりげなくやっているのでとてもびっくりしました。
正直に言うと、最初は自分が言った英文が即座に否定されているように感じましたが、徐々にありがたさがわかるようになりました。
先生の配属は運だより
先生③の授業は2週間しか受けられずとても残念でしたが、長期間受けたらかなりスピーキング力は伸びると思います。
他にも英文を直してくれる先生はいますが、直すスピードや授業全体の満足度では先生③が断トツで良かったです。
一応、授業変更・先生変更の際に先生の指名はできますが、スケジュール・申請したタイミグによって左右されるので、先生③のスピーキング授業を受けられる方はラッキーです。
(先生③の他にも、いい先生がいる噂はありました)
マンツーマン スピーキング授業は1コマでは足りない
私が選択したコースは、以下のような1日合計 8コマ授業のコースでした。
- マンツーマン×5
-リーディング
-リスニング
-単語
-文法
-スピーキング - グループ×3
-少人数グループ(2)
-大人数グループ(1)
しかし、私がフィリピン留学をする目的である ”スピーキング力を伸ばす” を実現させるためには、スピーキング授業が1コマしかなく圧倒的に不足していました。
そこで以下のように授業変更を行い、スピーキング授業を増やしました。
- リスニング → スピーキング
- 単語 → スピーキング
- 文法 → スピーキング
いくら各授業にスピーキングの要素があるとはいえ、さすがに1日1コマだけのスピーキング授業は物足りなかったです。
私と同じようにスピーキング力を伸ばしたくて留学に来ている方は、遠慮なく他の授業は切り捨ててスピーキングへ変更することをおすすめします。
学校によっては最初からスピーキングが4,5コマ含まれているコースがあったり、中にはすべてスピーキング授業のコースがある学校もありますが
希望する学校にそのようなスピーキング特化のコースがない場合は、授業変更でスピーキングの機会を増やすのがおすすめです。
スピーキング力は少しUPした
定量的に表せないですが、帰国後にオンライン英会話をしていると以前より上達していたので、スピーキング力は少しUPしました。
日本で自習できる授業は捨ててフィリピン留学ならではの、先生とマンツーマンでアウトプットできる機会を増やしたおかげです。
例えば、以下のような伸びを感じています。
- 自分の考えを思い浮かべてから、口にするまでのスピードが少し速くなった
- 留学前と比べて、現在完了形をよく使うようになった
- フレーズ単位で覚えた表現は、すぐに口から出るようになった
留学費用を考えると「もっと伸びて欲しかった」という本音はありますが、留学期間が1ヶ月と短かったので少しの伸びでも仕方ないと思います。
もし、もう一度フィリピン留学へ行くなら
- マンツーマンスピーキング8割
- グループスピーキング2割
のようなコースを(あれば)選択して、スピーキング力UPに全力投球したいです。
また、日本にいながらスピーキング力を伸ばしたいという方は、やみくもにオンライン英会話の数をこなすよりも
“テーマに対してあらかじめ自分で考えた文章を用意し、何回も音読練習してから臨む”
を継続して試してみるとレッスンの効果が上がると思います。
オンライン英会話の活用法の本を購入するのは少し気が引けますが、この本であれば1~4シリーズで丁寧に解説されており、Kindle Unlimitedの対象本なので気軽に読むことができます。(高評価が多い)