本記事を読むと
フィリピン留学に興味あるけど…
・授業の感想、体験談を知りたい…
こんな疑問を解決します。
この記事を読むと、私の実体験に基づく以下のことについて知ることができます。
- グループ スピーキング授業の教科書
- グループ スピーキング授業の内容・進み方
- グループ スピーキング授業の感想 (1ヶ月)
実際に留学した生徒が書いた情報は珍しいと思うので、最後まで読んでみてください。
正直な感想!!
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私のレベル感
授業内容・感想の前に、私のレベル感をお伝えします。
(TOEICしか、指標になるのスコアを持っていないので)
- TOEIC 885点
- Reading・Listeningそれぞれ400点超え
- ReadingよりListeningが、少しスコアが高い
一概に「この授業は簡単だった」と言っても、“TOEIC500点以下” と ”860点超え” が言うのでは、違いがあると思うのであらかじめお伝えしました。
決して英語力が高いわけではないですが、全くの初心者ではないので ”やや中級者より” としての感想になっています。
グループ スピーキング授業の教科書
グループ スピーキング授業を3コマ受けたので、3冊の教科書を紹介します。
教科書①
このシリーズ(1~3)の内、どのレベルのモノを使用したかは思い出せません。
(レビュー評価や値段、シリーズの確認ができますが、買わないように注意してください)
- 教科書名
→Impact Issues
(1 → 2 → 3の順に難易度が上がる)
- 教科書の構成
→全部で30?Unit
1ページしか見れませんが、下記サイトでサンプルページが見れました。
(実際に使用したのは、学校配布用の表紙画像なしの白黒版です)
教科書②
印象が薄くほとんど内容を覚えていないため、サンプルの雰囲気は似ていますが
もしかすると、使用したのはこの教科書ではないかもしれません。
(レビュー評価や値段、シリーズの確認ができますが、買わないように注意してください)
- 教科書名
→American Headway Levl 3
(1 → 2 → 3 → 4 →5の順に難易度が上がる)
- 教科書の構成
→Unit数は忘れました
OXFORD UNIVERSITY PRESS のホームページに
サンプルページがありました。(ページ内の”中を見る”を押すと見れます)
(実際に使用したのは、学校配布用の表紙画像なしの白黒版です)
教科書③
(レビュー評価や値段、シリーズの確認ができますが、買わないように注意してください)
- 教科書名
→Impact Values
- 教科書の構成
→全部で30Unit
下記サイトでサンプルページが数ページだけ見れました。
(実際に使用したのは、学校配布用の表紙画像なしの白黒版です)
先生の印象・特徴
先生によって印象・特徴が違うので、簡単にお伝えします。
グループ スピーキング授業を3コマ受けたので、3人の先生を紹介します。
先生①
- 男性
- 20代前半
- 少しおとなしい雰囲気
- たまに難しい単語を使う
- 発音はとても聞き取りやすい
先生②
- 男性
- 30代
- めちゃくちゃ陽気
- めちゃくちゃボケまくる
- 発音は聞き取りやすい
先生③
- 女性
- 20代前半
- とても明るい雰囲気
- ツボが浅くて、よく笑う
- 発音は聞き取りやすい
グループ スピーキング授業の内容・進み方
授業前と授業中の2つに分かれます。
宿題
グループのスピーキング授業を3コマ受けていましたが
基本的にどの授業も、以下のような宿題が毎日ありました。
宿題を忘れても大丈夫ですが、授業がスムーズに進みません。
- 教科書の文章を要約する
- 教科書のトピックに対して、自分の意見を考える
休み時間や夜に、15分ほどで終わらせてました。
授業内
基本的には、以下のような流れで進みます。
- 順番に教科書の読み合わせする
- 教科書のトピックに対して、生徒みんなで話し合う
- 先生が補足を入れたり、レベルを上げた質問を出す
なるべく他の生徒と、意見が被らないようにしていました。
グループ スピーキング授業の感想 (1ヶ月)
※マンツーマン授業を1ヶ月受けた感想です。
トピックは面白いが、日本語でも答えるのが難しい
- 美容整形
- NOとは言えない人
- チョコレート依存症
- 地球温暖化を防ぐためにすべきこと
- 交通渋滞を減らすためにすべきこと
などのおもしろいけど日本語でも答えるのが難しいトピックが多く、普段自分の意見を持っていないことを身に染みて感じました。
またトピック自体もおもしろいですが会話の中で「韓国では~~」、「日本では~~」など、それぞれの国での事例も出し合ったのでさらにおもしろさがUPしました。
他の生徒から学べる&モチベーションUPする
受けていた授業は基本的に、私+私よりも少し話せる生徒が数人で構成されていました。
そのため他の生徒のスピーキングを聞いて参考にしたり、あれ?今の文法違くないか?と疑問を抱いたりして学ぶこともできました。
明らかにレベルが高い生徒が近くにいると萎縮してしまいますが、“今の自分が次に目指したいレベル” or “自分と同じくらいのレベル” の生徒が隣にいたので、「自分もやってやろう」というモチベーションUPにつながりました。
友達ができる&仲が深まる
毎日同じ生徒と顔を合わせるので徐々に仲良くなっていき、授業終わり・週末に一緒に外出したり、旅行にも行きました。
同じレベルくらいの生徒なので、変に気を使うことなくどんどんコミュニケーションを取れ、授業時間外でも英語で話すことを楽しめたのでスピーキング力UPにつながったと思います。
また、新しい生徒が授業に加わるとさらに友達が増えるので、長期留学する生徒は外国人の友達をたくさん作れてうらやましかったです。
生徒数が増えるごとに満足感は減っていく
私が留学した時期はフィリピン留学が再開してからまだ数か月で、さらに1年の中では閑散期と言われる時期だったため生徒は比較的少なめでした。
そのため、多くても4人までのグループ授業しか経験しませんでした。
例えば生徒が4人いた場合、発言機会はマンツーマン授業と比較して1/4程になるので、それに合わせて満足感も1/4に減少してしまいます。
個人的には4人くらいが有意義なグループ授業としてギリギリのラインだと感じたので、6人や8人制のグループ授業が多く含まれるコースを選ぶ際には注意が必要です。
生徒同士のレベルが合わないと退屈
最初から最後までずっと同じ生徒で授業行うわけではなく、途中から新入生が授業に加わることがあります。
加わること自体には特に何も思いませんが、生徒のレベルは細かく調整してほしいと思いました。
というのも、グループ授業3コマの内の1つに途中から加わった生徒は、文法の基礎がかなり怪しくリスニングも苦手だったのでその生徒が答える番は何度も時間が止まり、授業の進みが悪くなっていました。
初心者は周りと比べてプレッシャーを感じてしまうし、中級者寄りの人は授業のレベルがガクッと落ちるのが嫌なので、できる限りレベルの近い生徒がいるグループ授業に振り分けてほしいと思いました。
マンツーマン授業だけでなくグループ授業もクラスの変更ができるので、レベルが高い(低い)と感じたら、申請することをおすすめします。
(私は他の生徒のレベルがちょうど良かったので変更しませんでした)
発言機会は少ないが、人前でのスピーキングに慣れる
当たり前ですが発言機会は グループ授業 < マンツーマン授業なので、”スピーキング力を伸ばしたい”、”アウトプットする機会を増やしたい” と考えている方はマンツーマン授業の方が合うと思います。
しかしグループ授業ならではの特徴もあり、例えば他の生徒から学べるだけでなく、人前でのスピーキングに慣れることもできます。
今まで人前で英語を話す機会が無かったので、急に人前で話すと緊張して自分の英文が正しいか不安になってしまいますが、自分と近い英語力の生徒がいるグループ授業で練習して慣れることができます。
マンツーマン授業でたくさん練習して、その成果をグループ授業で発揮するのがよいサイクルだと思います。
グループは2コマくらいがちょうど良い
私が受けたのは、以下のような1日合計 8コマ授業のコースでした。
- マンツーマン×5
-リーディング
-リスニング
-単語
-文法
-スピーキング - グループ×3
-少人数グループ(2)
-大人数グループ(1)
学校によってはグループ授業が4つのコースもありますが、初心者・中級者問わず4コマはいらないと感じました。
というのも、マンツーマン授業と比べた時に発言機会が少ないことに加えて、自分の英文が正しいか間違っているかを知れる機会もかなり少なかったです。
グループ授業では生徒がそれぞれ順番に意見を言うので、その度に直すと時間が足りずに授業の進みがかなり遅くなるからだと思います。
もし可能だったら少しお金を多く払うことになっても、グループ授業を1コマ減らしてその分マンツーマン授業を増やせばよかったと思います。
スピーキング力はほんの少しだけ伸びた
定量的に表せないですが、スピーキング力はほんの少しだけUPしました。
レベルが近い他の生徒と一緒に練習してことや、その生徒たちと仲良くなり外出して授業時間外にもスピーキングの機会ををたくさん持てたことが要因だと思います。
しかし、マンツーマンスピーキング授業と比べるとスピーキング力の伸びは確実に小さいので、個人的にグループ授業は
”マンツーマン授業で練習した成果を見せる場 & 友達を作る場”
として、1or2コマだけ受けるのが理想だと感じました。
それと同時に、他の国へ留学する場合はグループ授業がメインでマンツーマン授業が全くない(少ない)ので、”数ヶ月留学したとしても英語力が想定よりも伸びない” という意見があるのにも納得できました。
逆に言うと、フィリピン留学だからこそマンツーマン授業を多く受けられたので、1ヶ月の短期留学にはフィリピンを選んで正解だったと思います。
また、日本にいながらスピーキング力を伸ばしたいという方は、やみくもにオンライン英会話の数をこなすよりも
“テーマに対してあらかじめ自分で考えた文章を用意し、何回も音読練習してから臨む”
を継続して試してみるとレッスンの効果が上がると思います。
オンライン英会話の活用法の本を購入するのは少し気が引けますが、この本であれば1~4シリーズで丁寧に解説されており、Kindle Unlimitedの対象本なので気軽に読むことができます。(高評価が多い)